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加工会社も金型メーカーも探せるロールフォーミング(ロール成形)専門メディア【ロフプロ】 » 用途別に見るロールフォーミング加工の製作事例 » ガイドレール

ガイドレール

こちらでは、ロールフォーミング加工によって作られるガイドレールという部品について紹介しています。高品質なロールフォーミング加工を必要としている建材メーカーなどに役立つ情報を集めました。ガイドレールの用途や使用される場所、そして画像付きの製作事例などをみていきます。

ガイドレールとは?

スライドコア開閉時にガイドする左右のレールのことを、ガイドレールといいます。左右をしっかりとおさえて浮き上がりを防ぎ、スライドコアがスムーズに動くようにする役割を担っています。

ガイドレールはどこで使われる?

工作機械や食品機械、包装機械などをはじめとする産業機械、そして身近なところでは、エレベーターの部品としても使用されています。

ちなみに、エレベーターのガイドレールには潤滑油が使用されています。これは、摩擦を小さくして、異音や振動が発生するのをおさえるのが目的です。摩擦が大きいと、レールとガイドレールが引っかかり、かごの動きに悪影響が出る可能性があるのです。さらにひどい場合だと、部品の破損につながってしまうおそれもあるので、注意が必要です。

ロールフォーミング加工での注意点とメーカー側の配慮

ガイドレールは、エレベーターや産業機械のスムーズな動きを支える「心臓部」とも言える部品です。わずかな寸法の狂いや歪みがあっても、振動や騒音、最悪の場合は機械の停止事故につながる恐れがあります。そのため、ガイドレールのロールフォーミング加工においては、一般的な建材以上に厳しい品質管理と高度な製造技術が求められます。
以下に、加工時の主な注意点と、それに対するメーカー側の具体的な配慮について解説します。

高い寸法精度と形状の維持

ガイドレールにおいて最も重要なのが、相手部品(スライドユニットやローラーなど)とのクリアランス(隙間)管理です。クリアランスが適切でない場合、動作が重くなったりガタつきが発生したりします。
ロールフォーミングは金属板を連続的に曲げていく工法ですが、金属には元の形状に戻ろうとする「スプリングバック」という現象があります。メーカー側は、このスプリングバック量を正確に予測し、金型(ロール)の設計段階でわずかに過剰に曲げる(オーバーベンド)などの補正を行うことで、設計図通りの断面形状を維持しています。特にガイドレールのような複雑な断面形状では、各パス(工程)ごとの負荷配分を最適化し、形状崩れを防ぐ高度な設計ノウハウが必要です。

ねじれ・反り(直進性)の防止

長尺の製品を作ることができるのがロールフォーミングのメリットですが、その一方で、加工硬化や残留応力によって製品全体に「ねじれ」や「反り(キャンバー)」が発生しやすいという課題があります。ガイドレールに曲がりがあると、直線運動の妨げとなり致命的な欠陥となります。
この問題を防ぐため、加工プロセスの最終段階に「タークスヘッド」と呼ばれる矯正装置を配置し、縦・横・回転方向の微細な歪みを修正します。また、成形ロールの配置(フラワーパターン)を工夫することで、素材に無理なストレスをかけないように成形し、製品の直進性を確保する配慮がなされています。

表面品質の確保

ガイドレールの表面は、ベアリングやローラーが直接接触して転がる「摺動面(しょうどうめん)」となります。そのため、表面のキズや凹凸は厳禁です。ロールフォーミング加工中に、金型と素材が擦れて「焼き付き」や「かじり」が発生すると、製品の表面品質を損なってしまいます。
メーカーでは、耐摩耗性に優れた特殊な金型材を使用したり、金型表面に硬質クロムメッキやコーティングを施したりすることで、平滑な表面を維持しています。また、加工時に使用する潤滑油の種類や塗布量を厳密に管理し、摩擦を低減させると同時に、加工後の防錆性能も考慮した生産体制を敷いています。

材料と設備の管理

高品質なガイドレールを安定して供給するためには、加工技術だけでなく、素材と設備の管理も不可欠です。
素材となる金属コイル(フープ材)には、JIS規格内であっても板厚や硬度にわずかなバラつきが存在します。このバラつきは成形精度に直結するため、メーカーによっては入荷した材料の特性に合わせて、ロールの押し込み量(ギャップ)を微調整するなどの対応を行っています。
また、ロールフォーミングマシン自体の剛性やメンテナンス状況も重要です。軸の振れやベアリングの摩耗はそのまま製品精度に影響するため、定期的な点検と清掃、消耗部品の交換といった地道な設備管理が、高精度なガイドレール製造を支えています。

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ガイドレールの製作事例

株式会社ヨシカワ

株式会社ヨシカワ-製作事例
引用元:株式会社ヨシカワ公式サイト
(https://www.k-yoshikawa.net/products/91/)

板厚t2.3のエレベーター用レール(昇降用レール)

連続的な加工を行うために、複数の孔加工をあらかじめプリパンチでほどこしておく方法を採用して製作したガイドレール。鉄製です。

セブン機工

セブン機工-製作事例
引用元:セブン機工公式サイト
(http://www.7shutter.com/buhin/gaido/gaido.htm)

消音ビートを取り付けて仕上げる

板状の材料にロールフォーミング加工をほどこし、ガードレールを製作。材料であるフープ材を、ロールフォーミングで連続して成形後、必要な長さになるよう切断します。鍵受けをプレスで打ち抜き、さらに消音ビートを設置してガイドレールを仕上げていきます。

まとめ

ガイドレールは、機械などのスライド部分がスムーズに動くよう案内し、浮き上がりを防ぐ部品です。
産業機械全般のほか、特にエレベーターの昇降を支える重要なレールとして広く使われています。エレベーター用では、摩擦を減らし異音や振動を防ぐため潤滑油が不可欠です。製造には、効率的なロールフォーミング加工が活用されます。

用途別事例
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